芳養王子とは熊野三山参詣街道に祭祀された九十九王子社の一社である。

建仁元年(1201年)10月12日、後鳥羽上皇が熊野参拝の途中に、当社に奉幣の使を派遣したことが「御幸記」にあることから由緒は古い。

芳養王子跡は明治4年の神社合祀により現在の大神社として合祀され、今日に至る。

田辺市内の五王子社跡の1つとして有名な遺跡である。

鳥居正面

本殿正面

 

案内板

 

境内に咲いていた梅の花(2月21日時点五分咲き)