ときわ台駅 (東京都)
ときわ台駅 (ときわだいえき)は、東京都板橋区常盤台一丁目にある東武鉄道東上本線の駅。駅番号はTJ-06。
年表
- 1935年(昭和10年)10月20日 - 武蔵常盤駅として開業。
- 1951年(昭和26年)10月1日 - ときわ台駅に改称。
- 2007年(平成19年)
- 2012年(平成24年)3月17日 - TJ-06の駅ナンバリングを導入。
駅名の由来
旧・上板橋村の鎮守、天祖神社に伝わる祝詞から「武蔵常盤駅」と名付けられ、その後、常盤台住宅地が造成されたことで現駅名となった。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームと北口との間は地下道で、南口とは跨線橋で連絡している。北口駅舎は開業時のもので、瀟洒な洋風建築である。
ユニバーサルデザインの一環として、駅ホーム中央に多機能トイレと、南口コンコースに連絡するエレベーターが設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 東上線 | 下り | 成増・志木・川越方面 |
2 | 上り | 大山・池袋方面 |
駅周辺
北口側には、1935年(昭和10年)に東武鉄道が沿線の開発事業の一環として宅地の分譲開発を初めて行った「常盤台住宅地」が広がっている。沿線開発の先輩格である田園調布を模して設計された中にも、田園調布とは異なる道路網やクルドサックやロードベイといった独特な町並みを持っており、当時の理想的な住宅地の開発を目指した。周辺道路との接続が悪く、加えて分譲直後に日中戦争・太平洋戦争といった混乱の時期を迎えたが、それでもなお昭和初期の面影を残す美しい住宅地といえる。
当初、常盤台住宅地の計画敷地は、東上線と伊勢崎線との接続(西板線計画)に伴う操車場用地確保のために、東武鉄道が1927年(昭和2年)頃に買収していた場所であった。しかし採算面の問題から接続案は見送られ、その代替案として住宅地建設が浮かび上がった経緯がある。
2000年代に入ると、マンション建設が活発になる一方で、開発業者と既存住人との間で対立するいわゆる「マンション紛争」が起こっている。
周辺施設
- 宗教法人顕正会東京会館 - 元日蓮正宗傘下で公安調査庁の調査対象となっている新興宗教団体・顕正会の届け出上の本部。
- 宗教法人顕正会芙蓉会館
- 宗教法人金光教常盤台協会 - 顕正会と同じく新興宗教。
- 板橋区立中央図書館
- 板橋区立常盤台小学校
- 板橋消防署常盤台出張所
-
日本書道美術館
- 日本教育書道連盟本部
- 天祖神社
- 板橋常盤台郵便局
- 板橋南常盤台郵便局
- 常盤台バプテスト教会
- 淑徳大学(東京キャンパス)
以下引用
Wikipedia ときわ台駅(東京都) cc-by-sa3.0