ここでは、星田寺 について紹介します。
在所:星田三丁目6-7
【ポイント】
①.宗派:東寺真言宗
➁.本尊:不動明王
【関連写真】
【補足説明】
①.現地標石(真言宗のおしえ)
いきとしいけるものは、宇宙の根源生命である大日如来の顕玄であり、すべての仏・菩薩・尿王・天神などすべて大日如来の御徳の一面をあらわしておられます。この大日如来を中心とした脂蔵界・金剛界の曼茶羅は、整然とした宇宙の秩序と永遠なる宇宙命をあらわし、現実の世界そのままが理想世界となることえお示しております。
わたくしたちの生命が、大宇宙の命、すなわち大日如来に帰一するために、手に院を結び、口で真言を唱え、心を本尊と同じ境地におく三密行を実践することによって、この身に本来仏性がそなわっていることを自覚しての体現につとめます。
一人一人の小さな生命はみんな宇宙の根源大日如来につながって、今を生かされ、生きてあることを知っておきたいものです。
星だ寺
山号は 三宅山
院号は 華岳院
総本山は 教王護国寺(東寺)
創建は 平安時代中期(長暦元年頃)
お祀りされている神仏
不動明王、彌勤菩薩、大黒天、毘沙門天、十一面観音、稲荷大明神、竜神
平成5年5月吉日 東寺真言宗 三宅山星田寺
➁.現地案内板(11面観音像)
願いごとは、一つだけにしてください。
11面観音像は、どんな願いごとでも当人の心の在りようで聞き届けてくださいます。
7日間・21日間・百日間と期日を定めて心をこめて一生懸命念じてください。
ご真言は「おんまか、きやろにきや、そわか」と7返唱えください
③.現地案内板(交野市文化財11面観音像)
この11面観音像はもとは交野市南方向標高60米の山中にあった真言宗「小松寺」の根本草堂に祀られていたもので、その後元禄16年「小松寺」の荒廃により根維持初年の神仏分離令により当星田寺に移された。
平安時代後半の典型的な作風によるこの仏像は一部修補の跡も認められていたものを平成4年飯田雅彦仏師により造立当時の形状に復元された均整のとれた容姿見られる線のながれや大麗大悲をかもす尊厳の美しさは絶妙である。
平安時代から今日まで人々の篤い信仰があり江戸時代供養のため供えられた手形が現在も保存されている。
平成2年6月1日交野市文化財に指定された。
平成5年 三宅山 星田寺
【参考情報】
インターネット:星田寺、観音さんに出会えました