安養寺 について知っていることをぜひ教えてください

府中街道から東京競馬場の正門方面に分岐する「競馬場西門入口」

信号の角にあるのが安養寺です。位置としては府中崖線のハケ下にあたるところにあります。
開山は貞観元年(859)円仁(慈覚大師:浅草寺の中興開山)とされています。江戸時代には徳川家康から15石の朱印境内除地を賜ったそうです(家康ゆかりの御殿跡地からは目と鼻の先)。

 

入口から立派な山門までは距離があり、どっしりとした佇まいを見せてくれます。そしてそのむこうにJRAのロゴを配した競馬場のメインスタンドが目に入ってきます。山門の手前には馬頭観音もあり、さすがという感じ。安養寺をはじめとして、周辺の寺社を巡ると気づかされるのですが、競馬場(馬)との縁が深いモノがたくさんあります。
余談ですが、競馬開催日は敷地内が駐車場として活用されてしまうので、純粋にお寺を愉しむならば平日がオススメです。

 

 

<アクセス:JR南武線・武蔵野線府中本町駅より徒歩約6分>
東京競馬場に最も近いお寺といえるかもしれません。府中駅から大國魂神社、金比羅神社、妙光院など府中崖線を上から下に一連で散策してみるのもオツです。多摩川三十三ヶ所観音霊場の5番札所になっています。

東京地図研究社さんより)